翻訳を担当したクーリエ・ジャポンの記事「あなたの台所にいるゴキブリに起きている変化─もうその殺虫剤は効かないかもしれない」が公開されました。(会員記事ですが、無料登録で読めます)
オスのゴキブリは交尾したくなると、羽を広げ、“自家製”の食べ物をメスに差し出す。それは背板腺から分泌される糖と脂肪だ。メスがその分泌物を舐めているあいだ、オスは1本の生殖器でメスの体を固定しながら、もう1本の生殖器で精子の入った袋(精包)を送り込む。https://t.co/pk1gZmOS3q
— クーリエ・ジャポン (@CourrierJapon) July 11, 2022
進化は大自然の中だけでなく、キッチンでも起こっているのです。ゴキブリ忌避剤が効かなくなるのは悪いニュースですが、自然というのは人間の都合良くもできていないし、そのバランスは常に変わり続けていることを改めて実感できました。
ところで、この記事に貼ってあるゴキブリ?のイラスト、ポップでおもしろいです。さすがにゴキブリ本人の写真はなしだったようです。元記事(ニューヨークタイムズ紙)では、写真だけでなく、ゴキブリの交尾の動画まで掲載しています。いきなり記事トップに動画がありますので、注意してご覧ください→(Cockroach Reproduction Has Taken a Strange Turn, New York Times)