6月 14, 2017

「ダイエットの科学」のその後

少し前になりますが、「ダイエットの科学」(白揚社)について、麻木久仁子さんの書評が掲載されました。

また、著者であるティム・スペクター氏のインタビューが「ダイヤモンド書籍オンライン」に掲載されました。 (なぜダイエットには「個人差」があるのか? 双子研究の権威が教えるダイエットの真実)

 やはりダイエットというのはレーダーにかかりやすいのか、好評をいただいています。おかげさまで重版になりました。(まだまだがんばりたいです・・・)

 ここで、読んでくれた友人の感想をひとつ。この本のことをずばり書いてくれてうれしかったツイートです。
もちろんこの本では、個別の「ダイエット法」(diet)についても突っ込んだ議論をしているし、キーワードである腸内細菌は、もちろん体重増や肥満との関係も大きい。ただ、ヒトの体と腸内細菌のあいだには実はもっと大きなつながりがあるし、食事に対する反応もひとそれぞれ。そういう意味では、読むうちに、単に体重が増えた減ったという「ダイエット」から抜け出て、「食生活」(diet)全体を意識するようになる、そんな本だと思います。

上記の書評で、麻木さんも引用してくださっていますが、

腸はあなたの庭である。

訳していて、一番好きだった言葉です。