先日発売になりました、「超人の秘密」は、やはり登場するアスリートの動画を見た方が楽しいと思うので、動画まとめを作りました。
そのなかのひとつ、ビッグウェーブ・サーファーのレイアード・ハミルトン。
こんなに大きな波、見るだけでも見てみたいものです。
11月 22, 2015
【仕事報告】「イラク・アフガン戦争の真実」
11月20日に新しい訳書が出ました。「イラク・アフガン戦争の真実 ゲーツ元国防長官回顧録」(朝日新聞出版)
政治・軍事分野は「オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史」 で経験がありましたが、回顧録は初めてです。ブッシュ大統領とオバマ大統領という、党の違うふたりの大統領の下で国防長官として働いたゲーツ氏が、軍とホワイトハウスの対立に悩み、時には怒り、兵士の犠牲を思って涙しながら過ごした日々が綴られています。原題「Duty」にもあるとおり、アメリカ人が「国のために働く」ということの意味がわかった気がします。
ロバート・ゲーツ 著
井口 耕二/熊谷 玲美/寺町 朋子 訳
イラク・アフガニスタン戦争の暗部をえぐる
全米ベストセラー!
統治機能を失ったイラクの治安回復という
難題を背負って国防長官に就任。
自らの命を犠牲にして
戦地で任務につく兵士たちのために働き、
信念を貫きとおした4年半の記録。
政治・軍事分野は「オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史」 で経験がありましたが、回顧録は初めてです。ブッシュ大統領とオバマ大統領という、党の違うふたりの大統領の下で国防長官として働いたゲーツ氏が、軍とホワイトハウスの対立に悩み、時には怒り、兵士の犠牲を思って涙しながら過ごした日々が綴られています。原題「Duty」にもあるとおり、アメリカ人が「国のために働く」ということの意味がわかった気がします。
10月 22, 2015
【仕事報告】「超人の秘密 エクストリームスポーツとフロー体験」
10月22日、新しい訳書「超人の秘密 エクストリームスポーツとフロー体験」が刊行になりました。著者は「楽観主義者の未来予測」のスティーヴン・コトラー。
フローとは、スポーツなどでよく「ゾーンに入った」というときの心理状態で、チクセントミハイが提唱した概念です。エクストリームスポーツのアスリートたちが命がけの挑戦のなかで味わった「フロー体験」をとおして、人間のパフォーマンスの限界について、そしてフローの真の価値について考える本です。
帯には、甲野善紀氏(武術研究者)から推薦文をいただきました。
この本には、エクストリームスポーツのアスリートが数多く登場しますが、その多くが著者による本人へのインタビューです。また、フロー状態になることで実現できた、さまざまなとんでもない冒険のエピソードも満載。
10/22発売【発売日が異なる場合もあります】 超人の秘密──エクストリームスポーツとフロー体験 著 スティーヴン・コトラー 訳 熊谷 玲美 https://t.co/3K39M9Hkh8 pic.twitter.com/A82CVgP0Ir
— 早川書房 (@Hayakawashobo) October 21, 2015
フローとは、スポーツなどでよく「ゾーンに入った」というときの心理状態で、チクセントミハイが提唱した概念です。エクストリームスポーツのアスリートたちが命がけの挑戦のなかで味わった「フロー体験」をとおして、人間のパフォーマンスの限界について、そしてフローの真の価値について考える本です。
帯には、甲野善紀氏(武術研究者)から推薦文をいただきました。
今日、帰宅すると早川書房から私が依頼されて帯を書いた本『超人の秘密―エクストリームスポーツとフロー体験』(スティーヴン・コトラー著)が届いていた。私の書いた帯文は次のようなものである。
— 甲野善紀 (@shouseikan) 2015, 10月 22
「かねてから私は何事においても劇的上達のために欠かせない2つの要素があると思っている。それは“強い動機づけ”と“命がけ”である。本書はまさにそのことを証明している。」
— 甲野善紀 (@shouseikan) 2015, 10月 22
人はなぜ命の危険も顧ず、このような事に挑戦するかということは、人間の生き甲斐というものを探究する上で少なからず参考になるところがあるように思う。ご関心のある方には一読を薦めたい。
— 甲野善紀 (@shouseikan) 2015, 10月 22
-----この本には、エクストリームスポーツのアスリートが数多く登場しますが、その多くが著者による本人へのインタビューです。また、フロー状態になることで実現できた、さまざまなとんでもない冒険のエピソードも満載。
8月 12, 2015
【お仕事報告】「市場は物理法則で動く」
新しい訳書がでました。
この本の訳者あとがきと解説(ソニーCSL研究所・高安秀樹氏)を、ノンフィクション書籍のガイドサイトである「HONZ」さんに掲載していただきました。
訳者あとがきにも書きましたが、物理学から社会を読み解く、というこれまでのアプローチから一歩踏み込んで、主流派経済学の矛盾に鋭く迫っており、これまでの著作ともまたひと味違う、読み応えがある内容になっていると思います。著者は本書の発表後も、「The Physics of Finance」という自らのブログや、「Bloomberg Views」での連載などで、このテーマについての執筆を続けています。
市場は物理法則で動く - 経済学は物理学によってどう生まれ変わるのか?
(マーク・ブキャナン、白揚社、2015年8月)経済学は物理学でさらに強くなる! 市場均衡、合理的期待、効率的市場仮説……これまで経済学が教えてきた考えでは、現実の市場は説明できない。 『複雑な世界、単純な法則』などのベストセラーで、物理学の視点から人間社会を見事に読み解いてきた著者が、経済学の常識に鋭く切り込む!(白揚社紹介サイトより)これまで『歴史は「べき乗則」で動く――種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ) 』(早川書房)や『人は原子、世界は物理法則で動く―社会物理学で読み解く人間行動 』(白揚社)『複雑な世界、単純な法則』 (草思社)などの著書のあるマーク・ブキャナンの最新著作です。
この本の訳者あとがきと解説(ソニーCSL研究所・高安秀樹氏)を、ノンフィクション書籍のガイドサイトである「HONZ」さんに掲載していただきました。
更新しました! 『市場は物理法則で動く 経済学は物理学によってどう生まれ変わるのか?』 - HONZ http://t.co/roF15ICLcb
— HONZ (@honz_jp) 2015, 8月 1
訳者あとがきにも書きましたが、物理学から社会を読み解く、というこれまでのアプローチから一歩踏み込んで、主流派経済学の矛盾に鋭く迫っており、これまでの著作ともまたひと味違う、読み応えがある内容になっていると思います。著者は本書の発表後も、「The Physics of Finance」という自らのブログや、「Bloomberg Views」での連載などで、このテーマについての執筆を続けています。
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